ハートでつながる・・

タッチ&ヒーリング ボディワーカーです。三木市のヒーリングサロンで全身オイルトリートメントをさせていただいています。   世界中の人たちと、手と手で、ハートからハートへとつながっていきたいです。

アーユルヴェーダから見た「適切な運動量」

 

先日、ちょっと難易度の高いお散歩のことを書いたのですが、

その答え、本を読んでいて今日得ました。

 

アーユルヴェーダのことを書かれた 医学博士 蓮村誠先生のご本です。

著書「失うことは恐くない」より 以後抜粋。

 

適切な運動量とは どの程度の運動をいうのでしょう?

 

あなたが 山登りに出かけたとします 
 
よく晴れた秋の日 紅葉の中を
あなたはゆっくりと 登り始めました
 
初めは多少の体の重さや鈍さを感じながら
一歩一歩を踏み出していきます 
 
そのうち 血行も良くなってきて
心と体が軽くなってきました
 
額には うっすらと汗がにじみ始め
いよいよこれから登るぞ!
という意欲が内側から湧いてきて
紅葉の美しさに惚れ惚れし
思わず歌い出したくなります 
 
調子が出てきてどんどん 登っていくと
汗が流れ 呼吸が次第に 荒くなってきました 
まだまだ行けそうですが
いくらか 負担を感じ始めたので
少し休んで 呼吸を整え 水分の補給をします 
 
「ここで質問です 」
 
「体力の半分 すなわち 適切な運動量とは
どの程度の どの時点の段階だと思われますか?」
 
「正解は
 
『いよいよこれから登るぞ!
という意欲が内側から湧いてきます 』
という時点です」
 
これ以上は運動過多
 
体力の半分であれば
運動後1時間経過しても疲れが全く残りませんが
これを超える時と翌日は 筋肉痛になるでしょう
 
いよいよこれから!という時点で運動をやめると
物足りなく感じるものですが
もし 体力が少ない人であれば
体が温まる前に口を開けてハァハァ言ってしまう可能性だってあるのです
 
しかし それでもそれが
その人の体力の半分であるのなら
そこでやめる方がかえってよい結果をうみます 
 
生理機能を整え
毎日続けることで 徐々に体力を上げていくことができるのです
 
とまあ、無理せずに 自分の体力を過信せずに
ちょっと汗の滲むくらいの運動を 毎日続けることがいいようです。
 
このお話は、野口整体の先生からも同じことを聞いたことがあります。
無理をしすぎる傾向にある人は(は~い。わたしです)
以後、気をつけましょう~☆